ブラチスラヴァに続いて次はプラハの町を紹介しよう。私が撮影した写真では2番目に多い題材。年に二回は訪れるようにしている。多くの顔を持つ美しい町、プラハ。多くの見所は中心部に位置しているが、最適なスポットは探し当てる必要がある。

プラハの写真集はこのリンクから

このブログで最も人気のあるページはこのプラハのページなので、スポットの数を増やそう。新しい題材はページの下の方にあります。
プラハの観光をプランする時間がない場合は、友人の写真家のガイダンス付き「ジョニーのプラハ・フォト・ツアー」を見て置いてください (英語だけ)。

(日本語のコメントや質問には残念ながら答えられません。英語でどうぞ!)

その他のリストもお見逃しなく!

ヴルタヴァ川の川岸から
ここは絶対に行くべき!川岸からの絶景を一枚でも多くカメラに収めようと必死にフラッシュを使って撮っている観光客とすれ違うと、いつも微笑んでしまう。そこでひとつアドバイス。ここでの撮影のコツは2つ。風のない日に訪れることと、最適な場所を見つけること。小さい滝があるので、穏やかな流れの部分と、そうでないところがある。最適な撮影場所がみつかったら、水面に映るプラハ城の姿も綺麗に撮れるはず。

Wider view
Night in Prague

カレル橋の下から
このタイトルは間違っていると思うかもしれないが、書き間違いではない。より格別な写真が撮れるのは橋の上からではなく、橋の下からだ。騙されたと思って行ってみるといい。理由はすぐ分かるはずだ。そこへの道は若干見つけにくいが、まず、人が少ない。そして、そこからの橋の眺めは「魅力的」の一言に尽きる。ここからのアングルで撮った写真をもつ人は珍しいだろう。

Karl's Bridge at Midnight
Fisherman an the Bridge

旧市庁舎
プラハで典型的な撮影スポットのもうひとつが、旧市庁舎だ。ここからの眺めは綺麗だが、もちろん人も多い。撮影を目的に行くのであれば、人入りが落ち着いてくる日の入り頃だ。ここのスポットの大きなメリットは三脚を立てる場所があるということ。ただ、歩いてくる人がけっこうぶつかって来るので、注意しよう。また、SF風の写真を撮りたい方は、エレベーターの中から撮影してみると面白い一枚を残すことができるにちがいない。

Easter Market
The warm rays of the Sun

カレル橋塔
もう一つの塔がカレル橋塔だ。外からは中へ入ることができないように見えるし、中にはエレベーターがないため、観光客にはあまり人気なさそうだ。入口は若干分かりにくい場所にあるが、三脚の持ち込みはOK。ここ以外にも、プラハには塔がいくつかあるが、三脚が使用できる塔はここ以外ないうえ、他の塔は全て市内から遠く離れた場所になる。

The blue sunset in Prague
The beauty of a sunset

射撃島(ストシェレツキー島)
旧市街の景色や水面の反射は見事なものだ。また、背景に写るチェコ軍団橋や国立劇場も美しい。※私が最後にプラハへいった頃は、この地区全体が工事中だったため立ち入り禁止だった。行く前には要確認。

A fogy reflection
A very sunny day in Prague

レトナー公園
天気がよければ、ここから市内や各橋の景色を満喫することができる。残念なことに、私はいつも天候に恵まれず、曇りや霧で何も見えず・・・。先日、ようやく天候に恵まれ、いい写真が撮れたので以下に掲載。

Saturday, foggy Saturday
Bridges over Vltava

プラハの地下鉄
私のように地下鉄の写真を撮るのが好きな人は他にもいるだろう。プラハの地下鉄はそういったオタクにはぴったりである。三脚使用も可能だが、ラッシュアワーは避けた方が良い。おすすめの時間帯としては、日曜日の早朝。人が少なく、ゆっくり撮影できるに違いない。以下二箇所のスポットのうち、グーグルマップの座標は二箇所目のスポット。

Moving Underground
The Angel Station

上記の一覧は、私の考えるプラハのトップスポット。もっと探検したい場合は友人の写真家のガイダンス付き「ジョニーのプラハ・フォト・ツアー」を見て置いてください (英語だけ)。

その他のリストもお見逃しなく!

第一号と言えばなんと言ってもブラチスラヴァ。計り知れない時間をこの町の写真を撮ることにかけました。多くのスポットの中で、最も気に入っている以下の5つを紹介しよう。中心部から少し離れた写真ばかりであることは一目瞭然ですね。私の大好きな二つのテーマは橋と水面に移る反射です。

ブラチスラヴァの写真集はこのリンクから

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新橋の最上階から

ブラチスラヴァで、ここだけは絶対に外してほしくないスポットといえば、ドナウ川に架かるNový Most こと「新橋」(別名:SNP橋、Most SNP)。写真の邪魔となる窓などがないので橋の最上階から市内を一望することができる。お勧めの時間帯は人込みを避けることができる日の入りの後。
入場料(現在6.50ユーロ)はかかるが、それだけの価値はあるので、一度は必ず行ってみよう。

Bratislava city center
The stunning view

ブラチスラヴァ城

上記のスポットの反対側に移ってみよう。ここからは新橋の景色がとても良い。ちなみに世界大タワー連盟WFGTの指定する世界で最も小さいタワーとしても知られている。町の景色は木々で隠れるのが残念だが、ここから見えるドナウ川の景色は本当に素晴らしい。

Night Bridge
White Castle

川岸

天気が穏やかな時、ドナウ川に映る城の素敵な一枚を写真に収めることができるので、このスポットは個人的にかなりお気に入りの場所。新橋から旧橋まで歩いていく区間では、数え切れない構図が撮れるので、いくつか挑戦してみるのも面白いだろう。また、近くにある固定船からは、違った面白い写真を撮ることができるので挑戦してみたらどうだろうか。
※船には立ち入り禁止のサインがあるが、その付近でフェスティバルなどのイベントが行われない限り、誰にも止められないだろう。ま、一応、気を付けよう。

The very colorful sunset in Bratislava
Night colors

アポロ橋

市内から若干離れているが価値ある場所だ。アポロ橋は旧橋やエウロヴェア・ガレリアショッピングモールから歩いて行ける距離にある。これは高速道路橋のため、写真を撮る人は少ないようだ。一人で行くことは控えた方が良いかもしれないが、今まで何度行っても人がいなかったので大丈夫だろう。ブルーアワー時が特におすすめだ。橋の上からの眺めも素敵なので、チェックしておこう。

Returning to old places
Apollo Bridge Lights

クハイダ湖

ここは主に、湖の表面に映る光景が見もの。基本的にとても穏やかな湖なので、ミレニアム・タワー向こうに沈む太陽と水面の太陽、日の入りを2倍楽しむことができる。また、ここでは年に一度(主に6月上旬)花火大会がある。私は、これまで何度か足を運んでみたが、毎回、ここの魅力に圧倒されてしまい、がっかりしたことがない場所だ。

Strong clouds over Kuchajda
On the frozen lake

上記の5つがブラチスラヴァにおける私のトップスポット。この記事を書くのはとても楽しかった。ぜひ5箇所とも行ってみて楽しんでください。

その他のリストもお見逃しなく!

ブラチスラヴァとプラハに続いて三つ目の町としてブダペストをトップ5リストに加えたい。ブダペストには以下のスポット以外にも多くの見所があるが、全部が簡単にいける場所ではなかったり、あるいは三脚の使用が禁止されていたりする。ま、将来的には以下のリストにもその他の箇所も徐々に加えていきたい。良い写真が撮れた順番に…

ブダペストの写真集はこのリンクから

ブダペストの観光をプランする時間がない場合は、友人の写真家マーイェル・ミクローシュ氏のガイダンス付き「ハンガリー・フォト・ツアー」を見て置いてください (英語だけ)。

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くさり橋の下から

まず私のお気に入りの被写体の橋で始めよう。
くさり橋はどの時間帯に行っても、素晴らしい姿をみせてくれるが、一番のおすすめは日の出の時。特に、夜の照明がまだ点灯していてブルーアワーも始まりかける、たった10分~15分の短い一瞬がなんとも幻想的で趣深いものである。なお、この場所へ行く際、信号がなく混んでいる大通りを渡らないといけないので、気を付けて!

Early in the morning
The rainy evening in Budapest

ドナウ川のブダ側から撮る国会議事堂の風景

ここも日の出の頃が一番綺麗に撮れるだろう。まず、太陽が国会議事堂の背後から上っていく姿を収めることができる。また早朝だと、撮影の邪魔となる船が少ないので、水面に映る姿も収められる。しかし、他の時間帯だと船も多く、もちろん水面に映る姿も楽しめない。もし、国会議事堂の真正面からの姿を撮りたければ、ブダ側のドナウ川沿いを散歩してみよう。金属プレートのあるところが真正面。

The very soft colors in Budapest
Another very early morning

聖イシュトヴァーン大聖堂

私は主に三脚使用に許可の必要がない場所を選びがちだが、聖イシュトヴァーン大聖堂は例外。なぜなら、堂内はあまりにも魅力的だからだ。早朝で運が良ければ、三脚を使用することができる時もある。ようは、堂内に入る前に何もかも手元に準備しておこう。入って、すばやくほしい写真を撮って、退場しよう。以前、運良く10分間注意されずに撮影を楽しむことが出来たこともあった。

Lights in the Basilica
Different composition

上からみる自由橋

自由橋はどの角度から撮っても橋自体見事なものだ。でも、本当は、橋付近での撮影ではなく、橋の向こう側(ブダ側)にある丘の十字架からの撮影が最適な撮影スポットだと思う。行ってみればわかるだろうが、撮影に夢中になって上から落ちないように気を付けましょう!

Liberty bridge
Not a very colorful sunset

漁夫の砦

王宮の丘にある漁夫の砦は中々の景色が楽しめる場所だが、砦自体は閉館していることが多い。砦の二階の部分は入場料金が必要だが、一階のベランダ部分は無料で入ることが出来る。日の出か日の入りの写真を撮る時間帯だと無料で入れる。(係員がいない時は自由に入れると解釈しよう)

Budapest
Fisherman's Bastion

その他のリストもお見逃しなく!

パリと同様、以下のお勧め箇所のリストはナイスな写真が撮れるリストに過ぎない。ロンドンをもっと詳しく知るには何度も何度も(近いうちに)訪れたい。ま、以下の一覧は今までのお気に入りスポットの臨時的なリストとしよう。

ロンドンの写真集はこのリンクから

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タワー・ブリッジ

ロンドンに来る誰もがするのと同様、私も真っ先に訪れたスポットはここだった。橋の写真を撮る時、橋の周りをうろうろする時警備員に止められることが多いので、びっくりしないでください。ほんの短い間に二回も止められた。クランプと卓上用の三脚を持参することがお勧め。

Passing red buses ロンドン
Colorful Tower Bridge ロンドン

シティ・ホール

シティ・ホールはタワー・ブリッジのすぐ近くにあり、タワー・ブリッジを撮るにも大変ふさわしい。大きな三脚を使うと警備員に止められる可能性があるが、私は今のところセーフ。ここも卓上用の三脚があると大きな手助けになる。

London City hall ロンドン
In the Matrix ロンドン

ウェストミンスター橋

意外なことに警備員もいないし、橋を撮るにも、橋からの眺めを撮るにもふさわしい場所である。早朝には、ウェストミンスター宮殿の前を走っていくバスの姿も写真に収めることができる。

Big Ben ロンドン
Morning bus ロンドン

ロンドン・アイ

ここも警備員や警察官に止められるチャンスが高い。ちなみにロンドン全体で警官に止められる可能性が高いので、心の準備をしておこう。観覧車とライトアップされた木々の光景は年中無休楽しめる。

The London Eye ロンドン
The London Eye in the morning ロンドン

レドンホール・マーケット

今回お勧めする他のスポットはみな屋外だが、屋内のスポットとしてこちらを紹介しよう。市場の一部が屋根付きであり、建造物としてもすばらしい。近代的なエリアに位置しているため若干見つけにくいが、訪れる価値は必ずある。

Leadenhall Market In London

その他のリストもお見逃しなく!

トップ5というのは大げさかも知れない。本当のベスト5は何度も何度もパリを訪問して決めたいと思う。去年の訪問の最も気に入ったスポットとしておこう。ま、必見の場所として考えてもらえるとうれしい。

パリのその他の写真はこのリンクでどうぞ。

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モンパルナスタワー

絶景が撮れる定番の撮影スポット。景色も素晴らしい、写真家フレンドリーな場所。好きなだけの時間滞在できる、撮影しやすい場所といえる。日没が撮りたい場合は、場所取りのため、できるだけ早くタワーへ行くことをお勧めする。

Paris
Golden sunset

エッフェル塔の上から

ここも必見の人気スポット。お気に入りの撮影場所が確保できたら、今日一番のワンカットが撮れるまで粘ること!セキュリティーチェックは飛行場のように厳しいが、三脚も持ち込みOKなので、ゆっくりと撮影を楽しむことができる。

View from the top
Perfect sunset in Paris

ビジネス街 ラ・デファンス

ここも良い景色のスポットだが、多様な構図での撮影は期待しないほうが良い。パリ近郊にあるこの都市再開発地区はパリでは珍しい近代的な高層ビルが立ち並ぶオフィス街とショッピングエリアとして人気を集めている場所。地元の写真家たちの間では注目を集めているが、他の人にはまだ知られていない。到着したら階段を探すと分かりやすい。なお、この付近は、他にも面白い題材の写真を収めることができるので、カメラ片手に街探検も面白いかも?

La Defense Business district
Midnight Drivers

ノートルダム大聖堂

パリに来たら、大聖堂内や大聖堂の上から眺めも必ず収めていきたいが、今回、私は、大聖堂の中へは入らなかったので、他のおすすめスポットを紹介したい。そこは、大聖堂の背に位置し、橋の上からでも下からでも良いな写真を収めることができる、ちょっとした穴場と言える。

Notre Dame de Paris
The moment before the storm

エトワール凱旋門

5箇所目は凱旋門。機会があれば、是非、上ってみて、そこからの眺めを収めてほしい。今回、私は、天気に恵まれなかったため撮影には至らなかった。自動車の波をぼかすためNDフィルターの装着は必須だが、路下から撮るのもさほど悪くなかったといっておきたい。また、路上から撮る際、凱旋門へ向かって走る道の真ん中からが一番良い画を撮ることができるが、くれぐれも車には十二分に注意するように!凱旋門の背から撮ると人込みも避けられるし、交通量もさほど多くないので、より落ち着いて撮ることができるだろう。

Traffic at the Arc De Triomphe
Blue hour at the Arc De Triomphe

 
もちろんパリには他のすばらしい見所がある。ルーブル美術館やエッフェル塔付近、トロカデロやポンデザール、アレクサンドル3世橋などの魅力的な撮影地がありふれているのがパリだ。今回全部回れなかったが、時間とっておくと言うのも楽しみだ。
 
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